歌舞伎を観に行きました(9月2日 歌舞伎座)

2019年9月2日(月)東京都・中央区銀座にある歌舞伎座で歌舞伎を観ました。
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歌舞伎座外観(一部)


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9月歌舞伎の演目。昼の部を観ました。
秀山祭となっています。で、秀山祭りとは何か調べてみました。
そもそも「秀山」というのは当代吉右衛門さんのおじいさまである初代中村吉右衛門の俳名です。
初代吉右衛門の俳名を冠した秀山祭は、初代の生誕120周年を記念して2006年にスタート。
過去の歌舞伎美人のインタビュー記事によれば、
吉右衛門が語る「秀山祭九月大歌舞伎」 | 歌舞伎美人(かぶきびと)
初代の舞台に対する姿勢、
歌舞伎に対する思い、
役者の魂を受けつごう
という思いのもと立ち上がった興行のようです。

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チケット半券(1等席)

私の席からは、このように見えます。↓
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舞台の上手側の端に近いです。なので左に向いて観劇しました。
花道が遠いです、花道での芝居には双眼鏡を使用しました。舞台も時々双眼鏡を使用しました。


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イヤホンガイドを借りました。
これがあると役名、役者名のアナウンスや着物やカツラの説明がある。
踊りでは何を表現しているか。長唄ではその意味の解説がある。
歌舞伎では現在使用していない言葉が出てきます。
例えば、早桶を用意・・・。ここでイヤホンガイドでは早桶(はやおけ)とは棺桶(かんおけ)の事と説明してくれますので大変分りやすいです。


午前の部の演目概要(画像をクリックすると読めます)↓

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幡随長兵衛(ばんずいちょうべい) 11時0分~12時39分予定 11時0分~12時40分)

演目概要より、もっと詳細を記載します。

江戸の芝居小屋・村山座は今日も大入り。ところが物語が佳境に差し掛かった時、酔った観客が舞台に暴れ込み、芝居が中断してしまう。舞台番が何とか収めようとするが、今度は侍が舞台に上がり込んで難癖をつける。周りの人たちも相手が侍では下手に手出しができず、おろおろするばかり。

そのとき客席(歌舞伎座の客席から)から舞台へ現れたのが、町奴(まちやっこ)の親分で男伊達として名高い幡随院長兵衛。騒動を収めるようとするが、相手は旗本奴(はたもとやっこ)の白柄組(しらつかぐみ)の一員で、日頃から対立している町奴の親分を見て逆上し斬りかかる。長兵衛はこれを逆に叩きのめし、満員の見物から大喝采を浴びる。
その一部始終を、白柄組の頭目である旗本の水野十郎左衛門が桟敷席から見ていた。長兵衛の鮮やかな手並を見て思わず呼び止める水野と、それに応える長兵衛。そこに長兵衛の子分たちも駆けつけ、一触即発となるが、芝居の最中なので互い手を引く。

村山座での騒動からしばらく後、浅草花川戸の長兵衛の家へ水野から使者が来た。旗本奴と町奴を和解させるために酒宴を開くので、長兵衛に来てほしいという招きだった。長兵衛はこれをあっさり受諾する。
子分たちは、長兵衛を殺すための罠だろうから行かないでほしいと訴えるが、長兵衛は男を立ててきた自分がここで逃げたら後世までの恥になり、江戸中の兄弟分や子分たちにも顔向けできなくなってしまう。ならばここで立派に死んでみせようと、頑として聞き入れない。女房お時に手伝わせて身支度を整え、息子の長松にはたとえ貧乏でも堅気の暮らしをさせてほしいとお時に言い残す。後のことは兄弟分として頼りにする唐犬権兵衛に託し、長松を振り切って、ただひとり水野の屋敷へ向かう。

水野は長兵衛の来訪を歓迎し、友人で白柄組の一員の近藤登之助らも合流して酒宴が始まる。その最中、長兵衛が元は武士だという噂話が出て、剣術の手並みをぜひ見せてほしいとせがまれる。長兵衛は水野の家来たちや近藤と立会い、みごと打ち負かす。そして酒宴が再開されるが、今度は水野の家来がわざと酒をこぼし長兵衛の着物を濡らしてしまう。水野は着物が乾くまで自慢の湯殿(風呂)でくつろぐよう長兵衛に勧める。

湯殿に案内された長兵衛の前に水野が現れ、槍を突き出す。長兵衛は丸腰で応戦するが、重傷を負う。そのとき屋敷の玄関が騒がしくなり、長兵衛の子分たちが早桶(棺桶)を担いで現れたと知らせが入る。水野はすべて覚悟の上で身の始末まで整えてやって来た長兵衛に感心し、殺すのは惜しいと思いながら、とどめを刺す。

*実は、この演目を観るのは2回目です。初めての経験です。
 幡随院長兵衛役(その時は中村吉右衛門)が客席から舞台に上がったので驚きました。今回も客席から舞台に上がりました
*この演目は初代の中村吉右衛門が29回公演したとの事(イヤホンガイドで説明していた)。
 9月歌舞伎は25日間あるが、これは1公演とカウントする。従って29回の公演は凄いと思いました。

(幕間35分)
事前に地下の木挽広場で購入した弁当を食べる
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セブンイレブン おかかたっぷり!明太のり弁(453円)
右 上:左から、ごま入り昆布こんにゃく人参炒め煮、大根醤油漬。
  中:左から、白身フライ(ほき)とタルタルソース。
  下:左から、ポテトコロッケ、ちくわ磯部天、玉子焼き(下に揚げ玉入り焼きそば)
左 明太子、海苔、おかか、ご飯

なお、お茶は自宅の2Lのペットボトルから500mLのペットボトルに移し替えた物を持参しました。

お祭り 13時14分~13時32分(予定 13時15分~13時33分)
演目概要通りの踊りです。
なお、一部台詞あり。

(幕間20分)

沼津 13時52分から15時45分(予定 13時53分~15時42分)
演目概要より、もっと詳細に記載します。

東海道を下る呉服屋十兵衛は、先ほど寄った取引先で言い忘れたことを思いだし、荷持ちの安兵衛に手紙を託して引き返させた。代わりに自分ひとりで荷を担ぎ、出かけようとするところに、稲村のかげから姿を現したのが雲助(人足:にんそく)の老人平作。愛嬌のある笑顔で荷を持たせてくれと頼み込むのを不憫に思い、十兵衛は荷を平作に持たせて歩き始める。老人の平作は口は達者だがどうにも体力がない。数歩歩いては一息つく有様。←この演技が大爆笑。さらに平作が近道と言って舞台から歌舞伎座の客席に降りて十兵衛と歩きながら演技をする。これには驚いた。1階の1等席と2等席の間の通路でも演技←たぶん、2階席・3階席の人は見えなかったと思う。そして花道に上がる。
十兵衛をハラハラさせたうえに、木の根につまづき足の親指を痛めてしまった。心配した十兵衛が持っていた印籠の薬を塗ると、すぐに痛みが消えてしまう。驚き喜ぶ平作。結局十兵衛が自身で荷を担ぎ、平作と並んで道を行くことに。あれこれ話ながらの道すがら、美しい娘お米に出会った。聞くと平作の娘だと言う。その色香にひかれた十兵衛は、誘われるままに平作の家へ寄ることにした。
平作の家に来た十兵衛は美しいお米を嫁に貰いたいと言うが、お米には夫がいると言われる。平作はお米に十兵衛の持っている妙薬の話をした。十兵衛は金瘡(きんそう)に効く妙薬だが、金銀づくでは手に入らぬ秘薬だと言う。金瘡とは刀傷のこと。それを聞いたお米は、十兵衛に泊まっていくよう勧める。十兵衛は一泊することにして、追って来た荷持ち安兵衛を先に行かせる。
*荷持ち安兵衛を先に行かせる前に、初代中村吉右衛門の父である三世中村歌六 百回忌追善口上があったので驚いた
(口上は中村吉右衛門、中村雀右衛門、中村又五郎、中村歌六の4名)

夜が更けて十兵衛が眠っていると、何者かが印籠を盗もうとした。飛び起きた十兵衛が捕らえてみると、なんと盗人はお米だった。傷養生をしている夫のために薬を盗もうとしたの だ。
ゆるしを乞うお米の話から、十兵衛はお米が元は江戸の吉原で瀬川と名乗っていた遊女だったと気づく。そして、傷ついて病床にある夫が和田志津馬だと悟る。十兵衛は志津馬の敵、沢井股五郎を助ける立場にある身の上だったのだ。十兵衛はふと、平作に他に子はないのかと尋ねた。平作は、二歳の時他家へ養子にやった平三郎という息子がいたが、以後はまったく逢っていないと答える。実は十兵衛こそがその平三郎なのだった。平作が実の親と知ったが、十兵衛は一家の敵に連なる身なのである。そこで息子と名乗らずに、親と妹にもっと良い暮らしをしてもらいたいと金30両と印籠と臍の緒(ほぞのお)書きを残して旅立ってしまう。お米はその印籠が股五郎の所持品だと思い出し、平作は臍の緒書きから十兵衛がわが子だと知った。平作はお米に後からひそかに付いて来るようにと言い残して、十兵衛を追って行く。

夜更けの千本松原で十兵衛に追いついた平作は、印籠の持ち主の居所を聞きたいと迫る。十兵衛は「印籠の持ち主と薬の要る病人は大敵薬(だいてきやく)。やはり拾った薬ということにして、傷を癒すことが先決だろう」と諭す。ところが平作は隙を見て十兵衛の脇差を自分の腹に突き立て、死んでいく自分にだけ敵のゆくえを教えて欲しいと必死に頼みこむ。別れて以来音沙汰なく、今日はじめて親子とわかった父親が腹を切ってまで、聟の敵の居所を知ろうとしているのだ。親の情、妹への思いから、十兵衛は隠れているお米に聞かせるように、股五郎の落ち行く先が九州相良だと明かす。そして瀕死の平作と十兵衛親子は初めて名乗り合い、逢初めで逢納めの涙にくれる。そして十兵衛は死に行く平作をあとに旅立って行くのだった。


また歌舞伎を観たいです。と言うか10月にスーパー歌舞伎Ⅱ「新版オグリ」を見に行きます。

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この記事へのコメント

2019年09月10日 00:02
また歌舞伎に行ってこられたんですね
良いですねぇ~

時どき生協のカタログにチケットのがあります
歌舞伎があって行きたいなって思ったんですけど8月の公演やったので京都まで母とバスと電車で暑い中行くのはしんどいかなと思って見送りました

10月にも行かれるんですね
いいなぁ~

私は母と映画を見に行こうかなぁって思っています
私が見たいやつで母も見れそうなのがあります(笑)
masa-taka
2019年09月10日 20:24
とまるさんへ
歌舞伎は楽しいシーン、悲しいシーンがあったり見ごたえがあります。
今回の幡随長兵衛は2度目です、劇中劇の再開が少し異なっていました。
前回は何処まで演じたかを聞いてから再開。今回はあのシーンからやりましょう。

10月はスーパー歌舞伎なので古典ではないので歌舞伎座ではなく新橋演舞場です。

京都まで行くのは大変ですね。大阪で歌舞伎は時々開演しています。

映画良いですね。私は10年以上映画館に行ってないです。