最近購入したクラシック音楽のDVD(オッフェンバック:喜歌劇「天国と地獄(地獄のオルフェ)」
オッフェンバックの「天国と地獄(地獄のオルフェ)」を購入しました。
日本盤(と、言っても輸入盤に帯と日本語解説書が付いたもの)は税込み4,620円。
輸入盤はオープン価格で利用しているショップでは税込み4,389円。これなら日本盤ですね。←英語を読みたくないから。
ところがセール価格で税込み3,380円。この価格なら輸入盤ですね。なお、クーポンを利用したので実際の購入価格は2,980円。
オッフェンバック生誕200年を記念して2019年8月のザルツブルク音楽祭で上演された「天国と地獄」をライブ収録したもの。
上演会場はザルツブルクのモーツァルト劇場。
ジャケット(表)
ジャケット(裏)
歌手名 (声域:役名)
声域 S:ソプラノ、Ms:メゾ・ソプラノ、
T:テノール、Bs-Br:バス・バリトン、Bs:バス
ホエル・プリエト (T:オルフェ)
英語役名はOrpheus=ギリシャ神話のオルフェウス(たて琴の名人)
キャスリーン・リーウェック(S:ウリディス)
英語役名はEurydice=ギリシャ神話のエウリディケ
(オルフェウスの妻、木の精のニンフ)
マルセル・ビークマン(T:アリスティ、プリュトン)
英語役名はAristaens=ギリシャ神話のアリスタイオス
(第2のアポロンかつ小ゼウス)
英語役名はPluton=ローマ神話のプルート
(冥府の神:死後の世界の神)。 冥王星ではない
マルティン・ヴィンクラー(Bs-Br:ジュピテール)
英語役名はJUpiter=古代ローマの主神。 木星ではない。
マックス・ホップ(Bs:ジョン・スティクス)
英語役名はJohn Styx。Styx=ギリシャ神話のスティクス(三途の川)。
プリュトンの召使
アンネ・ソフィ・フォン・オッター(Ms:世論)
英語役名はPublic Opinion:パブリック オピニオン
ヴァシリーサ・ベルザンスカヤ(Ms:ディアヌ)
英語役名はDiane=ローマ神話の月の女神
レア・ドサンドル(Ms:ヴェニュス)
英語役名はVenus=ローマ神話のビーナス(愛と美の女神)
フランシス・パパス(Ms:ジュノン)
英語役名はJunon=ギリシャ神話のヘラ
(神々の王ゼウスの妻で、結婚をつかさどる女神)
ナディーナ・ヴァイスマン(Ms:キュピドン)
英語役名はCupid=ローマ神話のキューピッド(恋愛の神)
ラファウ・バウヌク(Bs:マルス)
英語配役名はMars=ローマ神話の軍神。 火星ではない。
ピーター・レンツ(T:メルキュール)
英語役名はMercure=ローマ神話の商業の神。 水星ではない。
演出:バリー・コスキ
ベルリン・ヴォーカルコンソート(コーラス指揮:ダーヴィト・カヴェリウス)
エンリケ・マッツォーラ指揮 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
演出:バリー・コスキ
ジャケットには記載されていないが解説書にダンサー12名がクレジットされている。
この喜歌劇はギリシャ神話のパロディです。(ローマ神話の神もでてきますが)
この喜歌劇で有名なのは”カンカン踊り”
(文明堂のカステラのCM。 カステラ1番、電話は二番、三時のおやつは文明堂)
フランス語歌唱ながらスティクス役のマックス・ホップが全登場人物の台詞をドイツ語で受け持ち、声の七変化で行っている事。歌手は口パクで演技を行っている。歌手が声帯に負担をかけずに歌に専念できるメリットがある。
なお、例外は第1幕開始前のプロローグで世論役のオッターがフランス語で語る、その後スティクス役のホップがドイツ語で語る。
(台詞をドイツ語で行っているのは会場がオーストリアのザルツブルクだからと思う。長い台詞の場合は会場の字幕が追い付かないと思う。)
ハチャメチャなエンターティンメントでした。
この記事へのコメント
面白そうです(笑)
来週はGoToを利用して母と平日に車で温泉に行くことにしました
そんな遠くには行かないですけどね
すでに昨日から寒いと言い出して、こたつを準備しましたから(笑)
演技が物凄く楽しいオペラです。演出が抜群だと思いました。
私は、ほぼ巣ごもり状態です。
お母さんと平日の温泉は良いですね。
こたつを出したことにビックリです。